卵子と精子はどこで出会って受精するの?

卵管膨大部で受精します

妊娠する為に最も大事なのは、卵子と精子が出会うタイミングですが、具体的には、どこで行われているのでしょうか?

これは、卵管膨大部(らんかんぼうだいぶ)という卵巣から排卵された卵子をキャッチする手のような形をした部分で受精が行われますので、ここが卵子と精子の出会う場所という事ですね。

尚、この手のような形、または、イソギンチャクのような形なんて呼ばれる部分は、卵管采(らんかんさい)と呼んだり、卵管の名称別の場合は、菜部と呼ぶようです。

この卵管采が排卵になると卵子を迎えに行くのですが、この時、精子は、どこに居るのでしょうか?

卵管膨大部に先に居て、卵子が出てくるのを待っているそうです。それなら、卵子が出てくる前に、精子は、どのように卵子の位置を把握しているのか疑問が残ります。

精子は、卵子の位置をにおいのようなものを察知して、その方向に進むように仕組まれているという情報もありますが、どうやら、卵管采から子宮に向けて液体のようなものが流れていて、その流れに逆行して動く習性が精子にはあるそうです。

つまり、その流れを遡るように移動し、先に卵管膨大部で待っている事になります。

LHサージが起こり卵巣が卵胞内の卵子を排卵し、卵管采にキャッチされた卵子が卵管膨大部に現れると、そこで待っていた精子が周りを取り囲むようにして群がり、頭の部分から酵素を出しながら卵子を覆う顆粒膜細胞(かりゅうまくさいぼう)を通り抜けます。

その通り抜けた瞬間、卵子は他の精子が入ってこられないようにバリアを張ります。

その後は、既に頭が入っている一番最初の精子だけが卵子の細胞内へと入り、受精へと到達するのです。